不動産担保ローンと銀行が損しない仕組みについて

不動産を担保とするローンとして代表的なものとして、一般の住宅ローンがある。

私の親は35年という長期間(1回中途返済しているので、期間はちょっと短くなっているが)で銀行のローンを利用している。

元利均等返済というやつである。

この仕組みの個人向け住宅ローンは、本当に銀行のドル箱だと思う。

その理由は、1.当初の返済額のほととんどは金利であり、まず金利を確保している。

2.現在のように不動産価格が下落している状況においても、個人は自分の居住用に不動産を購入するのであり、まず第一優先で住宅ローンの返済を考える。

この結果、10年、20年と返済し続け、ローン残高は減少している。

15年経過していれば、半分近くにまでなっている。

仮にこの時点でデフォルトしても、不動産価格が半分になっていなければ、担保価値としては十分に確保しており、損はしないのである。

現在、低金利をうたって、一見お得そうに思えるが、元利均等返済である限り、銀行はノーリスクなのである。

総返済額を少なくするためには、ローン返済開始からできるだけ早い時期に中途返済をして、ローン期間の短縮を図るべきであろうが、多くの場合、子供の教育費がかかる時期と重なり、ままならないのが現状である。

やっと返済し終わったときには、へろへろに疲れ果て、相場の下落で資産価値が下がっている。

ばかを見るのはいつも一般の人たちである。